どうでもいいことが気になるよね

グルメ

わたしの妹は最近新しい彼氏ができたから、お姉ちゃんに会ってほしいと、新しい彼氏を紹介してくれた。

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とある洋食屋さんで会うことにした。

彼の初対面の印象は清潔感のある、優しそうな青年だった。わたしたちはしっかりと挨拶をして、食事の注文をした。

ちょっと話をしてから、セットメニューのオニオンスープを出されました。うん、いつものオニオンスープの味でした。暖かくて、美味しいと思ったら、妹の彼氏はオニオンスープを1口を飲んで、どこから声を出した?のような悲鳴を上げた。
「ヒョ~ン、おいしい~とってもおいしいです。こんなに美味しいオニオンスープを始めて飲みましたよぉ」みたいなー

そんなにおいしいんだ。でも、これって普通のオニオンスープだよねと思ったけど、妹の彼氏はオニオンスープついて語り始めた。
「このオニオンスープは工夫をしてますよ。コクがあって、本当に濃厚です。何時間煮込まないとこの味は出ませんよ、僕にはそういう下が持ってるから」

ふん、そうなのかな。そこまでとは思わないけど、まあいいや。

また、それぞれの料理を出されて、食べながら色々と楽しく喋った。最後、食事が終わって、美味しかったねって話をしたら、妹の彼氏は急に、料理長に会いたいと言い出して、是非料理長に合わせてほしいとお店の人に頼んだ。今お客様が多い時間代のために、シェフがキッチンを離れるのが難しいと言われても、彼は待つとお店からでようとしない。

結局しかたがなく、シェフが出てきてくれた。こんなに美味しい洋食は初めて食べた、全部美味しかったけど、特にオニオンスープが一番美味しかった。手間ひまをかけてありがとうと感謝の意を伝えたけど、実はこのお店は普通のファミレスだから、料理は全部レトルトのものということが分かった。

その事実を投げつけられた彼は、一気に元気が失って、美味しかったのにってぶつぶつ言いながらお店を出た。

分からないけど、なんか、なんなんだろう~



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